2009年4月25日土曜日

眼鏡体験談

-:○○さん(弱視児の父親の名前)も眼鏡掛けてますよね。よければ眼鏡体験を教えて頂けますか。

弱視児の父親:自分もあんまりちっちゃい頃は目が悪くなくて普通に両方1.5あったんでですね、普通に。で中学生になって、受験勉強の時になってちょっとまあ夜とかに勉強やり過ぎて、高校になって近視っていう風に悪くなったんでしょうね。「黒板が見にくい」っていう事で眼鏡を買う事になったんですけれども、まあそれが自分の年から言うと大体30~35年前くらいになるんで、田舎に住んでたんでですね、眼鏡の値段なんて全然わかんないんですよ。今でこそ眼鏡は安いのもいっぱいあるんですけどね、僕らの田舎は店が何もないから、構眼鏡の巡回車みたいなのが、バスみたいなのが来てたんですよね。だから親がそこに連れて行ってくれて、そこに検査する器具とか積んでるんで、そこで見て、そして言われるままに買うんですけども、全然値段覚えてないですけども結構高価だったと思うんですよ。言われるがままのオーダーメイドみたいなもんですからね。

-:ええ。

弱視児の父親:親は「勉強のため」って事で、舎の百姓だったんですけど結構高い、4~5万はしたんじゃないかな、を買ったのを覚えてます。今となって自分の子供が買う時点になって4~5万の眼鏡だったら、3~40年経った今でも「高い」って気はしますけれども。やっぱり大事だなと。だから眼鏡選びはもっと真剣に、補助があったりするんならなおさらですね。

-:そうですね。

眼鏡屋さんの選び方:その③

弱視児の父親:僕も眼鏡屋さんが儲かる理由っていうのが良くわかってなかったんですけど「あ、これは結構儲かる」って思いました。原価ってタダみたいなもんですから。だからレンズを削る手間賃なんですよ。ほとんど。

-:なるほど。

弱視児の父親:それが2万も3万もする。それにフレームを付けると4~5万になっちゃう。だから一日1人来ればもう充分なんですよ。

-:本当ですか。

弱視児の父親:だからほとんどが手間賃ですから、ましてやコンタクトレンズなんかも扱っていれば、コンタクトレンズ結構高い物ですから、使い捨てですからね。だから結構レンズ屋さんとか儲かるのかなって思いますけど、意外に利益率高いんで儲かるんでしょうね。

-:ははは。なるほど。

弱視児の父親:自分で買っても補助金の給付対象っていうのは決められてるんですよね。当然普通に買ったんじゃ補助出ません。やっぱり小児の弱視、それも多分限度があるとは思うんですけれども。それから斜視ですね。それから自分の子供のような不同視ですよね。度に差がある。こういう病的な事っていうのは給付対象になります。

-:うん。

弱視児の父親:適用年齢も、申請の時点で9歳未満。

-:9歳っていうのは小学校3年くらいですよね。

弱視児の父親:ですね。一応治る見込みっていうのがあるから給付の対象になるでしょうね。年数として5歳未満の場合は適用から1年以上、自分の場合は前回の時から2年以上、まあちょっとこの辺はわかんないんですけど、最初に1本目を買った時が5歳以上か未満かと。その辺でもまた決まって来るんだと思うんですよね。一応その辺は自治体でも違ってくるんでそれはちゃんと詳しく聞いた方がいいと思います。補助が出るって事は覚えておいた方がいいと思います。

眼鏡の補助金について

-:眼鏡を買うと補助が出るんです?

弱視児の父親:そうですね、眼鏡を買うとその補助が2万くらいだったと思うんですけど、補助が出ますよっていうことだけで一応眼鏡屋さんに行ったんですけれども、それはまああと眼鏡選びの時にちょっと言おうかなって思ってます。まあ一応病気の時の最初の眼鏡っていうことで補助も出ます。

-: ふ~ん。それって年齢制限とかあるんです?

弱視児の父親:そうですね、年齢制限当然ある。だからそれに適応対応すれば受けられます。 だからただ単に「近眼だから」っていうんじゃ出ません。そういう病気、弱視とか斜視とかいろんな病気だったら補助が出ます。

-:補助金っていうのがやっぱり子供の眼鏡の場合には出たりするんですか?

弱視児の父親:最初眼科に行くと処方箋を出してもらいますよね。「これで眼鏡屋さんに行ってください」と。そこで始めて「この場合補助が出ますよ」っていうのを聞いて「あっ補助が出るんだ」と思ってですね、それで眼鏡屋さんに行って、最初はそんな話無かったんですけど、眼鏡屋さんが選んでくれている時に「この眼鏡だったら最終的にこういう補助が出ますよ」って決めた後に言われたんでですね、まさか補助だから全額とは思って無いですけれども。5万くらいの眼鏡を買って2万くらいしか補助が出ないんですよね。だから2~3万円の眼鏡を買うのが普通だと国の方で多分決めてると思うんですよ。それぞれのの自治体ではですね。だからあんまりいい眼鏡買いすぎちゃって補助に期待しすぎた面もあるんですけど。

-:ははは。

弱視児の父親:だから最初に補助は2~3万くらいだと思った方が良いですよね。

-:ふ~ん。

不同視体験談

-:不同視の人の話をご存じでしたら教えて頂けますか?

弱視児の父親:僕も今まで不同視っていう周りの人の、まあ不同視ってその人はまわりに言わないんですけど、両目で眼鏡の度が違う人に聞いたりするんですけど、「よほどひどくない限り周りの日常生活には影響がない」って事ですね。だから「ああ、そんなにたいした病気でもないんだ」と、そう思ってきてる。自分がそうじゃないからですね、そう思うようになってきて、やっぱり聞いてみると片方(の眼)ばっかり使ってきてるから、そういえば疲れやすいかなと、そういう事も言われるし、夜間の車の運転とか。まあ眼のいい人でも夜間の運転は気を使うんですけど、片目の方が悪い人っていうのはそれ以上に気を使わなくちゃいけない。疲れるらしいんですよね。

-:疲れますね。

弱視児の父親:眼鏡は要らないって言う人もいるんですよね。スポーツでもそんな大して必要ない。眼が見えるからいいよって言う人も結構いるし、じゃあだったら日常生活あんまり問題ないんじゃないかという事で、子供の訓練もなおざりになっちゃってですね、あんまりたいした病気でもないんじゃないかなと思う事も、経験談としては、体験としてはあります。

-:ええ。

弱視児の父親:こんなんだったら(毎年視力が下がっていたら)失明しちゃうんじゃないかっていう恐怖っていうのは毎年ありますよ。

-:そうですね。だから深く知れば知るほどそう思うと思うんですよ。「まあこれだけみえるからいいか」って開き直ればそれで良いと思うんですけどね。

弱視児の父親:ですね。

眼鏡屋さんの選び方:その①

-:眼鏡屋さんはどうやって決めたらいいんですか?

弱視児の父親:そうですね、まずどうしても眼科に行って診察してもらいますよね。それから色々調べてから結果を言われて処方箋を書いてもらいます。眼鏡屋さんに持っていくような処方箋ですね。それと一緒に「この眼鏡屋さん補助が出ます」っていう事をちょっと言われます。その程度かはそんなに詳しくないんですけど「それは補助出ます」って言う事は一応言ってくれますんで、その処方箋持って近所の眼鏡屋さんにどこでも、自分のいいと思った所に行って、子供はきっとわかんないと思うんですよ。行って話しを聞いてそれから自分で判断する事がいいと思うんですけど、子供用の眼鏡が、選ぶ種類が少ないんですよね。まあどうしてもしょうがないんですけど、大人の眼鏡はたくさん、ビジネスマンとかOLとかスポーツ系とかお年寄りからまで、一杯あるんですけど、子供の眼鏡って眼鏡屋さんに行ったらわかると思うんですけど、あまり置いてないんですよ。

-:ええ。

弱視児の父親:だからどうしても子供の眼鏡を大人が選んであげるので、カタログの中からちょっと選ぶとか、何点か、2~3点ある中から「普通こういうのですよ」って薦められたら、薦められるがままですよね。

-:ですね。

弱視児の父親:子供としても「これがいい」とか「あれがいい」とか、ちょっとは格好はあるでしょうけど、5~6歳の子供がそれを選び切らないんですね。 だからどうしても親がそこで薦められるままに買ってしまうっていうちょっと弱みもあるんですけど、それでどうしても店側は営利目的ですから高い物薦めてきますよね。

-:ああ、なるほど

眼鏡屋さんの選び方:その②

弱視児の父親:眼鏡を選ぶときは初めから高いの買うんじゃなくて2本目で高いのに決めていった方がいい。最初の眼鏡ってやっぱりどうしてもすぐ壊れます。どんないい物を買っても。「高いけど補助があるからいいのを買おう」という作戦だったんですけど、それはちょっと失敗しました(笑)。
-:ははは。
弱視児の父親:親としてもやっぱり子供の為と思って薦められるままに、薦められてから「こんな高いの駄目です」って言えないじゃないですか。
-:そうですよね。
弱視児の父親:5万・・・5万前後くらいする。僕も眼鏡掛けてますけど、普通だったら2~3万でいいかなと思うんですけど、最初の子供の眼鏡だからっていう事で、5万くらいで薦められても普通言えないんですよね。しかも子供の一番最初の眼鏡ですからね。だから余計に言われるがまま。
-:なるほど。
弱視児の父親:で、会計の時にですね「補助はいくら出ます」とチラッと言われるんですけど、大体自分達の時は5万くらいの眼鏡買って2万くらいですよね。ちょっと予定外だったんですけど。「ああ~そのくらいしか出ないんだ」って思って、じゃやっぱり2~3万くらいの物を選べば良かったなと思ったんですけど、子供の手前一回決めちゃったら・・・、なかなか変える事はできない。その辺はあらかじめ情報として知っといた方がいいでしょうね。
-:ははは。
弱視児の父親:そういう事を知って眼鏡屋さんに行った方がいいかなと思いますね。
-:なるほど。わかりました。
弱視児の父親:「子供の目の為ですよ」って言われれば、そこはやっぱり眼鏡屋さんも商売ですからね。
-:ああ~なるほど。眼鏡屋さんってそんなに毎日毎日お客さんで賑わっているようなもんじゃないですよね。よくやってるなと思ってたんですけどそういう事なんですね。
弱視児の父親:ですね。

眼鏡を嫌がる子供

-:子供にとって眼鏡をするっていうことはどういう物なんですか?

弱視児の父親:子供にとっても・・・まだ小学一年ですから眼鏡をするって言うことがどんなものか良く理解できないと思うんですよ。まあ友達の眼鏡掛けてる子とか幼稚園からいることはいるんですけれども、あんまり掛けてる子少ないじゃないですか。

-:まあそうですね。

弱視児の父親:親も「子供の内から掛けさせるのはどうか」ていうことで、あんまり病的に悪い子は度の厚い眼鏡を掛けてるけれども、普通の眼の悪さだったらあまり掛けさせないんですよ。「子供だからまだ(視力が)伸びるだろう」って。だから掛けてる子結構少ないと思うんですよね。大人はみんな掛けてるけれども、子供はあんまり掛けてないんですよ。だから自分の子供でもそうですけれども、あまり掛けたがらないですよね。結構シャイな方なんで 、人とあまり違ったことはしたくない。

-:そうですね。

弱視児の父親:「急に眼鏡掛けたら恥ずかしいじゃないか」と、増して今見えてない訳じゃないんですよね。片目はよく見えるんで、何不自由なく見えてるんで、何も不自由してないのにこんな面倒くさい眼鏡なんかする意味が子供にはわかってもらえない。わかってくれないわけですよね。子供同士でも眼鏡掛けてると、ケンカしたりすると「メガネザル」とか「キモイ」とか,そういうイジメ方をするんですよね。
-:ああ~そうですね。「メガネザル」のイジメ話は僕の子供のころからありますね。

弱視児の父親:ですよね。絶対言ってしまうんですよね。普通の時はそんな事思ってないんですけど、やっぱりケンカとか意地悪しようと思ったりすると、子供ならではとして相手の弱点を言ってしまうっていうのがありますよね。 だからそれを言われることによって「こんなのしたくない」と。何回もそういう事ありましたよね。

-:ううむ。

子供の眼鏡を買う前に

弱視児の父親:僕もこれは初めて気づいたんですけど、いい眼鏡を買ったつもりだったんですよ。最初の眼鏡だから5万くらいしたんですけど、お店の人に勧められるがままにいい眼鏡を、まあ「補助も出るから」という事で良いのを買おうかなと思って、5万くらいしたんですけども結局買ってしまって、買ってすぐなんですけど傷が一杯入るんですよ。

-:そうなんですか。

弱視児の父親:子供はガラスに傷が入るって事を理解できてないんで、どこでも行ってしまうと。子供だから結構雑な扱いをするんですよ。だからレンズが傷だらけになってしまって、それでまた眼鏡屋さんに行って「ちょっとこれは入りすぎじゃないか」って言ったら「それは子供の扱いが慣れてないからそうなるんですよ」って。そう言われたらしょうがないですよね。「扱いが悪いんです」って言われればですね。ウチとしては丈夫ないい眼鏡を買ったつもりだったから傷は入らないのかなと思ったけれども、やっぱりそうでもない。最終的にはメンテナンスですよね。

-:そうですね。拭くときの布とかでも結構傷が入ったりしますよね。
弱視児の父親:ですよね。だから水に濡らして拭くって言うのがベストらしいんですけど、その都度そんな事できないからですね。ちっちゃい傷ならまだいいんですよ、目をこらして見なくちゃいけない様な傷だったら。そんな次元じゃないです。子供の眼鏡って。

-:そうなんですか。

弱視児の父親:もう傷だらけ。どこで何をするんだっていうくらい入るんですよ。

-:本当ですか?

弱視児の父親:「せっかく高い物を買ったからもっと使え」って言うんですけどね、やっと一年か一年半位して2本目を今買おうとしてますね。そんなにしょっちゅう変えられないし。

-:そうですね。一年だったら結構早いですよね。

弱視児の父親:補助の制度とか色々見たら「何年以内」とかそういうのも決まってはいるんですけど、まあ持つに越した事はないですから。だから子供には、2本目はその辺の事も気をつけようかなと思ってますね。単価って言うかレンズに傷が入るんですね。あと子供だから物にぶつかったりとか転んだりしますんで、フレームが良く曲がるんですね。

-:なるほど。

弱視児の父親:フレームがちょっと弱いんです。だから軽くていい眼鏡ほど、華奢というか細いから、その分フレームも曲がってくるんでその辺も気をつけたい所ですね。

-:そうですね。

眼が悪くてもできるスポーツ

-:子供と言えばスポーツのなんですけど、眼が悪くても出来るスポーツってあるんですか?
弱視児の父親:5~6歳だからちょうどスポーツを始めるくらいの歳だと思うんですよね。ちょうどウチの子もそうだったんですけど、小学校に上がって、時代がちょうどサッカーなんで、周りもみんなサッカーをやってるんでサッカーがしたいっていう事で、それから眼が悪いっていうことがわかったんですけど「眼鏡を掛けてサッカーやってるのはちょっと見ないな」と思いましたね。

-:そうですね、顔にサッカーボールが飛んできてレンズが眼に食い込んだとか、僕の子供の頃にもそういう怪我したって話が結構ありましたね。

弱視児の父親:そうですよね。考えただけで危ないような気がするじゃないですか。だから一応自分の周りでサッカーをやってる人に「眼鏡掛けてサッカーってあんまりしないですよね」って聞いたら、「いや眼鏡なんかしないよ」と。サッカーしてる人から言わせれば、「眼が悪くてもサッカーは出来る」と。
-:ええ。

弱視児の父親:ちっちゃな野球ボールのような選球眼とか、卓球とかそんなボールを見るスポーツじゃないから、「サッカーだったら大丈夫だ」と。大きなボール、サッカーに限らずバスケットとかバレーとかと、多分眼が悪くても出来るスポーツだと思うんですよね

-:はいはい。

弱視児の父親:それでちょうど今サッカーがブームなんで、まわりもサッカーやってる子供が多いっていうんで、サッカーだったら大丈夫かなと思ってですね。それからサッカーのクラブチームをちょっと探して子供をそこに入れたんですね。

-:ええ。

弱視児の父親:小学校の1~2年っていうのは自分からあんまり「やりたい」って言わないですよね。たまたま今はサッカーがブームだから「やりたい」って言ってますけども、なかなか小さい子供は4~5歳の頃って「○○がやりたい」って決まってないと思うんですよ。

-:うん。

弱視児の父親:だからまず最初のスポーツっていうのは、まあ眼鏡の話題じゃないですけど、まず親がちょっと勧めてやる、どんな事が好きかとか、それから探して行ってそこから子供が自分にあったスポーツを見つけていくっていう事が大事かなと、思いますね。

-:ええ。

弱視児の父親:ウチの子習い事が多くて、空手とか水泳とかもやってるんですけど・・・。

-:凄いですねそれ。

弱視児の父親:それから多分いいのが見つかってくると思うんですよ。最初は多分大変だと思うんですけど、それが自分に合ったスポーツ、それ以上に自分に合ったスポーツで自分に合った友達が出来ると思うんですよね。

-:はいはい。

弱視児の父親:それから絞られてくると思うんでですね、もう自然に小学校高学年、中学校になったら自分の目の事も自分なりに判断できるようになって、そしてやりたい事も選べるようになると思うんで、やっぱり幼稚園、小学校低学年っていう時はまず親がちょっとスポーツを、どんな事やりたいかとか親がまず勧めてあげるっていう事がいいかなと思います。

-:そうですね。

視力回復の訓練について

-:小学校入学で不同視に気付いたっていうことですよね。で、訓練に通っているんですか?
弱視児の父親:眼科の先生から言われて、眼科の院長先生から、「じゃあまず訓練の担当の先生に変わるから」って言われて、そういう子ってたぶん多いんですよ。そういう訓練の部門みたいなの絶対あるんですよね、眼科には。

-:うん。

弱視児の父親:だからそっちの方ではもう手馴れたもんで、「今何歳だからこういう訓練しましょう」っていうことで、「こうこうこうですよ」って言われてウチが始めた訓練ですけど、いい目の方を人間はよく使いたがるんで不便無いわけですよね。だから悪い方の眼はどんどん機能が衰えていっちゃう。

-:ああなるほどなるほど。

弱視児の父親:最悪の結果悪い方の眼は見えなくなっちゃうとかになってしまうんで、そっちの方を今のうちに、ちっちゃいうちに鍛えておこうと。その為にはいい眼を塞いアイパッチで塞ぐっていうんですけれども、それで塞いで左目の方の、悪い眼の視神経をを鍛えようという事ですね。

-:ええ。

弱視児の父親:そうする事によって小さい頃からどんどんに鍛えていけば段々差が無くなって元通りになってくると言われたんで、いい眼にアイパッチっていう目隠しみたいなのをするんですけれども、それがどうしても大人なら我慢するんでしょうけれども、子供ですから嫌がって・・・どうしようもなかったですね。

-:アイパッチってずっとやっとかないといけないんです?

弱視児の父親:そりゃやればやるほどいいんですけれども、やっぱり一日やればいいんですけれども、小学校ですから小学校にそのまましていくわけにもいかないし、外で遊ぶときにもそれをしていくわけにもいかない。

-:そういう事情があるんですね。

弱視児の父親:やっぱり子供だし、子供同士でもからかわれるじゃないですか。

-:ああなるほど。

弱視児の父親:だからちょっとでも家に帰ってから、4時か5時からまあ食事の時まで、そう思って最初の内はやってたんですけれども、なかなか・・・うまくいかないですよね。

-:そうだったんですね。

子供とアイパッチ

-:僕乱視の症状なんですよ。なんか左だけ悪くてですね、なんか子供の時の病気の影響って言われたんですけど。

弱視児の父親:ああそうだったんですね。

-:「ああそうなんだ」っていう感じで。でも昔は結構良かったんですよ。眼鏡かけ始めてですね、(左目だけが悪かったのが)どんどんどんどん両目が見えなくなっていくんですよね。

弱視児の父親:それは眼が悪い方に引きずられていくんですよ。

-:ああそうですそうです。

弱視児の父親:だから悪い目を鍛えていこうという事なんですよね。頭ではわかるんですけどね。大人はわかる。でも子供の場合はあんまり切羽詰まってないと思うんですよね。

-:そうですね。僕の経験上眼鏡かけ始めると崩れますね。

弱視児の父親:そうですね、それはまあしょうがないことですよね。でも眼鏡がないと見えないんでですね、どっちを取るか、じゃあ眼鏡を掛けて勉強しようっていう風になってくるんですよね。

-:そうですね、僕左が弱いんですけど、左の度を強くして右を弱いっていう風に眼鏡を調整してるんですけど、だんだん差が無くなってきますね。

弱視児の父親:そうですね、みんな効き目とかあってですね、どっちかが強い。耳だってそう、目だってそうなんですけれども、でもこの不同視っていう病気はあまりにもそれが極端。人間は絶対差はあるんですけれども、それが極端な場合ですね。うちの子は0.5と1.5なんで、あまりにも極端なんで、だからなんかおかしくなってるとか。

-:そうですね。

弱視児の父親:目が治ればそれに越した事は無いって言うことで訓練を始めました。今の子みんなそうだと思うんですけれどもDSゲーム、ちっちゃなゲームを持ってますから、これもあんまり・・・。辞めさせたんですけれども、先生方に色々聞いて眼鏡屋さんにも色々聞いてみると、「アイパッチをしたまま左目でゲームをやるのはもう訓練として認めよう」と。

-:うん。

弱視児の父親:「アイパッチを使わなくて嫌がったりするよりも、楽しい事をしてちょっとでも眼が良くなるんならそれを訓練として受け入れよう」と。あんまりずっとやるのはいけないけれども訓練としてならいいという事で、テレビとかもDSゲームも1~2時間くらいなら。

アイパッチの弊害

-:アイパッチですけど、さっき冷やかしっていう話が出てましたけど。

弱視児の父親:そうですね。本当はアイパッチをずっとしたいんですけれども、やっぱり友達同士ならいざ知らず年の近いお姉ちゃんがいるんで、この子がどうしても片目を塞ぐと「ドラキュラ」とか「悪魔」とか、親が聞くに堪えないようなことを言ってからかうんですよね。

-:ああ~なるほど。

弱視児の父親:そうなると弟の方が泣き出したりとか、アイパッチは糊がペタッとついて張り付くんですけど、それをバリッとはがして「こんなのもう絶対しない!」とか言って嫌がるんで、親としても「かわいそうだな」と思いながら最初はしてたんですけど、いろいろ考えてる内に、「そうだ。アイパッチに好きなポケモンのシールを貼ってみよう」と考えてですね、「今日はこのポケモン、明日はこのポケモン」っていう風に色々工夫してですね、アイパッチにいろいろシールを貼ったりしたんですよね。そして「アイパッチ何時間できたらご褒美として何かあげる」とか、そういう事もしたんですけども、なかなか続かないですよね。アイパッチの時間を長くするために、いろいろ塾とか行ってるんですけれども、その塾にも一応していったんですけれども・・・やっぱり嫌がるんで、2~3回しかしていかなかったですね。

-:ええ・・・。

弱視児の父親:結局する時間って言えば学校の習い事に行くまでの2時間。それからお風呂から上がって2時間。それが精一杯ですね。1日に4時間ですね。だから2~3週間親も子もけっこうやったんですけれども、結局挫折してしまいましたね。

-:う~ん。

弱視児の父親:だからアイパッチ、今でも結構余ってます(笑)。

-:ははは。

弱視児の父親:一年間くらいしてそういう事も忘れてて、眼の検査行ったんですけれども「あんまり良くなってない」って言われてしまって・・・確かに訓練もしてないですからね。

-:ああ~やっぱりなかなか大変なんですね。

弱視児の父親:やっぱり切羽詰まらないと駄目なのかなって思うんですけれども、(訓練するのが)子供っていう問題があるからですね、難しいですね。

-:あとやっぱり片目塞いでっていうのが大変かなって思いますね。

弱視児の父親:ですよね。

弱視になった時の対処法

-:眼の異常をどれだけ早い時期に見つけるかがポイントだというのはわかりました。それで、眼の異常をどうやって見つけた時どうやって対処するのかっていう話ですよね。

弱視児の父親:そうですね、まず不同視っていうのはどういうものかって言うと、眼鏡の度、レンズありますけれどもその眼鏡の度の屈折度合いが左右で違うから左右で見える度数が違う。右が0.5で左が1.5、それが極端に異なることを不同視って言いますね。

-:うん。

弱視児の父親:そして度の弱い良く見える方の眼は良く使われて、よく見えない方の眼は使われなくなっていく。いい眼だけに頼る事になるから悪い方の眼はどんどん悪くなっていく。

-:ああなるほどなるほど。

弱視児の父親:だから今のうちに矯正して両目を使うようにしていく。できれば悪い方の眼を使うようにしていくっていう事ですね。それが一番いい方法だと。

-:そうですね・・・人ごとじゃないですけど。怖いな~。ああそうなんですね、いや確かにそうです。だんだん年々悪くなっていくんですよ。

弱視児の父親:そうですよね。

-:いい感じで段々バランスよく悪くなっていくんですよね。「差が無くなっていいかな」とは思うんですけど。昔すごく怖かったですよ、視力が落ちるのが。

弱視児の父親:眼鏡するから「まあいいかな」って思っちゃうんですけど、眼鏡してもどんどん悪くなっていきます。大体わかるんですけど「まあいいか」って思っちゃうんですよね。まあそれがいけないんでしょうけれども。子供のうちにそれが治れば一番いいんでしょうけれども。

-:そうですね。

弱視の治療時期

-:お子さんの眼の事はかなり長期間気づかなかったということですよね。

弱視児の父親:わかんなかったんでほとんど気づかなかったですね、目の事に関しては。

-:おかしいとは思ってなかったわけですよね。

弱視児の父親:ないです。全然わかんなかったんでですね、眼科に行って眼科からも「不同視」っていうことは言われないんですよね。ちょっと両方の目の差があると。それで眼鏡を作りなさいっていう事しか言われてないんで、自分としてもあまり大きな問題とは思ってなかったんで、一応自分でも調べたんですけれども。

-:ええ。

弱視児の父親:不同視って言うのは俗に「ガチャ目」って呼ばれてるらしいんで僕もそれで初めて知ったんですけれども、不同視って言うのは5~6歳まで矯正というか治していればなんとか元通り、でも知ったのが7歳だったんで、先生によれば「ちょっとは(視力回復が)可能」っていう事だったんで眼科に通うことにしました。

-:それって早くないと治らないものなんですか?

弱視児の父親:そうです。だから矯正する場合っていうのは目の場合3歳くらい、生まれてからほとんど子供の場合っていうのは見えてないんで、だんだん見えるようになって3歳くらいに大分見えるようになって5~6歳ごろにはほぼ固まってしまうんですよね、視力が。だからそれまでに、5~6歳までに治す、矯正するっていうのが一応理想的らしいんですよ。

-:なるほど。

弱視児の父親:ちょうどウチの子は7歳でわかったんで、まあちょっと遅いかもしれないけど(視力回復の)可能性もあるんでやってみようっていう事で眼科のすすめる訓練もしていくようにしました。
-:なるほどなるほど。で、視力検査とかではわからなかったっていう事ですか?
弱視児の父親:そうですね。だから幼稚園でも何回か検査があったんですけれども、視力検査とかそういう事をしないのいかなと、目とか耳とか診なかったのかなと思うんですけどですね、今にして思えば。私立だったんですけれども、公立だったらどうかわからなかったんですけれどもね、親としてはそう思いたいですよね。

-:そうですね。

弱視児の父親:自分は別に目は悪くない。今自分は眼鏡かけてますけれども、これは受験の時に勉強で目が悪くなって、近視なんで眼鏡かけてるだけで、本来は眼鏡なくても1.5ありますから。

-:あ、そうなんですか?

弱視児の父親:だから免許証は眼鏡なしでもずっと通ってました。最近やっとちょっと眼鏡必要かなって思うようになりましたけどね。まあでも目は別に不自由はしてないですね。

-:そうだったんですね。

子供の眼の異変を発見するには

-:子供の異変を感じる時とかってありました?

弱視児の父親:やぱり子供のサインですよね。そういう仕草とかで判断するしかないし、子供が物見る時に両方の目を細めてみたり、首を傾けて物を見たり、顔を近づけたりした時は気を付けて見る様にすればわかるかなって思ってます。

-:そう、実は僕も目が悪くなり始めた時、一番最初に「あっテレビが見えない」って思いましたもん。メシ食ってる時「テレビが見えない」って。テレビが見えないんでですね、眼をこう細めるんですよ。その内段々怪しくなって来てですね、ついに眼鏡っていうことになったんですけど、やっぱりテレビって言うのは一番最初のサインだと思いますね。ここだけはハッキリ自覚があります。

弱視児の父親:まだあるんですけど、片方の目を隠すと途端に嫌がる。いい方の眼を隠すと悪い方の眼しか見えないから、ぼやけて見えるわけですよね。となると当然子供としては嫌がりますよね。だからそれを気をつけてやってやると。だから外観からわかる異常としては「両目が別の方向を向いている」とか「両目が寄っている」「眼球が震えている」とか、あと「眼球の大きさが左右異なる」とか、「眼の表面や中がちょっと濁っている」とか、だからこれは見た感じで「どっかが異常だな」ってわかると思います。だからあと子供の動作としては「反応が鈍い」「疲れやすい」とか「飽きっぽい」っていうのは眼にちょっと異常があるんじゃないかなと、そういう事も心配してあげればいいんじゃないかと思いますね。

-:そうですね、あと疲れやすいっていうのはありますね。

弱視児の父親:そうですね、そういう時があったら早めに眼科に行って見つけてあげれば良かったなと、今更ながらにして思いますね。

-:う~ん、そうですね。

弱視児の父親:「まあ元気ならいいか」って思っちゃうんですけどね。

-:そうですね。

なぜ子供が弱視になってしまったのか

弱視児の父親:だから最初の検診で気づくまで、小学校入学は大体7歳ですから5~6歳の時は幼稚園に行ってますけど、その時何で気づかなかったのかと。色々検診とかあるんですけどね。全然わかんなかった。もうちょっと早く気づいてあげればよかったなと思ったんですけれども、まあそれで気づいたんで一応眼科に行きました。

-:うん。

弱視児の父親:その眼科自体も全く行ったこと無いんで子供としては不安がるんですけれども、まず眼科に行ったら点眼されますよね。

-:そうですね。

弱視児の父親:まず瞳孔を開くための点眼、散瞳剤っていうのがあるんですけれども、それをされるんですよ。その点眼をされること自体が子供にとって初めてなんでそこで凄く嫌がりますよね。まあ小学校ですけれども、そこで嫌がって、病院嫌いの子供ではあったんですけれども歯医者なんか特に絶対、大人でも嫌がりますけれども、元々嫌なんで。眼科も点眼で嫌いになってしまったんですけれども、「行くしかないな」という事になって。

-:はいはい。

弱視児の父親:理由としても全然わからないんですけれども、この子の性格とか産まれた時の生い立ちとかが、産まれた時点でちょっと「遅い」かなという気はしたんですよね。それで先生も生まれてすぐくらいに、あんまり動かないんで、先生も赤ちゃんを検査する時に顔の上にティッシュを乗せるんですけれども、そのティッシュを除けようともしない。

-:ええ。

弱視児の父親:そういうのんびりした性格なのかなって、まあその程度にしか捉えてなかったんですけれども、それから赤ちゃんの時も一向にハイハイとか動きもしないんで、それでもまだ「まあいつか立つだろう」くらいにしか思ってなかったんですけれども、なかなか一歳になってもハイハイもしない、何もしない。それで一年半くらいしてやっとハイハイ無しでいきなり立ったんですよね。

-:おお。

弱視児の父親:それで立って歩くようになったんで「まあこれは大丈夫かな」とは思ったんですけど、「ちょっと遅れてるんじゃないかな」っていうことで、ちょっと訓練も行ったんですよ。子供の機能を高めるための訓練にですね。それがその不同視・弱視の原因としてあるのかなと、まあそれは自分の判断ですけれども、他の子の違いとしてはですね。

-:そうなんですね。

不同視って何?

-:お子さんが弱視になられたという事ですけど、少しお話を聞かせていただけますか。

弱視児の父親:そうですね、自分も子供が弱視、まあ不同視なんですけれどもどういう事が弱視でどういう事が不同視かっていうのがちょっとわかんなかったんですけど、調べてはみたんですけど最初に気づいたのが小学校入学の、最初の検診ありますよね、それで学校から書類もらって帰ってきて「ちょっと眼科に行ってほしい」と書いてあって、何でかなと思ったら「左右の視力の差が大きい」と言われまして。

-:ええ。

弱視児の父親:自分の子の場合左が0.5、右目が1.5くらいあるんでですね、だから差が大きいっていうことがイコール弱視というか不同視・・・差があるっていう事ですね。お医者さんに行ってほしいっていうことでわかりました。不同視っていうのは両方の視力の差があるっていうことですね。

-: 乱視とは違うんですか?

弱視児の父親:ちょっと違うんですよね。だから乱視っていうのはちょっと・・・どういう表現したらいいのかな、片目でも見えてるんですよ。両方とも見えてるんですけれども・・・詳しく言うと度に差がある。

-:ああ。

弱視児の父親:眼鏡の度に差があるっていう事なんですけれども、レンズの度に差があるんですね、両方とも。だから生活する上で困るんですけれども、本人としては気づかない事が多い。良い目が1.5あるのでですね。

-:なるほどなるほど。良い方の眼で下手に見えてしまうので異常に気付かないんですね。